CogEvalは、多発性硬化症(MS)患者の認知機能をiPadベースで評価するように設計されています。これは、注意力、精神運動速度、視覚処理能力、およびワーキングメモリ(作業記憶)から認知機能の程度を調べる「2分間の処理速度テスト(PST)」です。CogEvalは、Symbol Digit Modalities Test(記号数字モダリティ・テスト、SDMT)を基にした、検証されているテストです。この2分間のPSTの評価テストの間、患者は、キーが示すように記号に対応する数字を選びます。終了後には要約版の標準データの閲覧が可能になるので、医療従事者が確認できるようになります。
CogEvalは、医療施設での使用を目的としており、MS患者の治療に当たる医療提供者のみが利用できます。CogEvalは毎回使用後にリセットされます。よって、患者情報とテスト結果はアプリ内には保存されません。
CogEvalは、9.7インチ(24.6 cm)またはそれ以上の画面サイズのiPad(第5世代)以降のモデル、またはiOS 13またはそれ以降のモデルで対応しています。 ただし、iPad miniは対応していません。